臨湖スタッフブログ
臨湖スタッフが見聞きしたことを、お伝えします!
第5回湖北湖東政策セミナー
11月10日(土)第5回湖北湖東政策セミナーを開催しました。
今回は、地域包括ケアセンターいぶきの畑野秀樹センター長(医師)をお迎えし「在宅看取りシステムはなぜ必要か」についてお話を伺いました。
団塊の世代は、10年弱で75歳を迎えます。施設やベッド数は少々増やしても全く足りません。病院で死にたくても死ねない時が迫っています。また、多くの高齢者は、住み慣れた地域や自宅で最期を迎えたいと思っています。施設不足を補い高齢者の願いを実現するためには質の高い在宅ケアが求められます。これを実践されているのがケアセンターいぶきであり、畑野医師です。
センターのコンセプトは家族を犠牲にしない介護であり、「お嫁さんを働きに出そう」だそうです。そのために、24時間の訪問看護・介護及び医師の待機をされています。その結果、伊吹・山東地域の自宅での死亡率は約30%で、全国・滋賀県平均を大きく上回るとのことでした。また、センターの老健では、できるだけ早く自宅へ戻すことを目指しており、そのためリハビリに力をいれているとも話されました。最後に「在宅看取りは、命のリレーであり、家の中に、生・老・病・死のあることを子や孫が実感し、後の世代へ繋いでいくことがより良い社会を築いていくために必要だと思う」とのお話が印象的でした。畑野医師の取り組みが湖北や滋賀県全域に広がることを期待します。
今回は、新聞記事を見て初めて参加された市民もおられ、質疑も途切れることなく、この課題に対する関心の高さが伺えました。
< 2012.11.13 15:35 >
フリーマーケット in リンコ 2012 を開催いたしました!
10月27日(土)第2回フリーマーケットを開催いたしました。
朝からいい天気
今年は外のブースも開催でき、室内も合わせて出店数は50店舗でした。
臨湖は長浜港前なので琵琶湖も臨めて、解放感があり気持ちいいです!
本当に晴れてくれてよかったです。
約600人の来場者で、外も室内も賑わっていました。
衣類や手作りの小物、野菜や果物などいろいろな品が並んでいました。
フリーマーケットの開催は今年でまだ2回目
第3回は来年秋頃開催予定です。
< 2012.10.29 17:45 >
第1回 リンコ文化フェスティバル
10月13日(土)臨湖の文化祭を開催しました
臨湖では、昨年の8月から生涯学習の講座を開講しています。
受講されている生徒さん達の作品も、今回の文化祭で展示させていただきました。
また、各講座の無料体験教室も開催され、たくさんの方にご参加いただきました。
上はビューティヨガ教室、下は習字教室の様子です。
受講生は随時募集していますので、お気軽に見学にいらしてくださいね。
臨湖で行っている講座以外にも多数のイベントを開催しました。
■「栃の実工房」さんによる木工教室
■「アートランドミネシマ」生徒さんによる似顔絵コーナー
■「神照ヴィーナスエコー」さんによるコーラス
■「大道芸 てるちゃん会」さんによる大道芸
■「すずめの学校」さんによる人形劇など
受講生さんたちの発表の場をもっと増やしていけたらなと思っています。
今後もイベントを企画していきますので、是非見に来て下さい。
< 2012.10.15 17:18 >
第4回湖北湖東政策セミナー
10月6日(土)第4回湖北湖東政策セミナーが開催されました。
今回は、朝日新聞大阪本社の大峯伸之氏をお迎えし
「大阪維新の会の現状とこれから」をテーマにお話を伺いました。
今何かと話題の大阪維新の会と橋下大阪市長。
橋本氏について、大峯さんは、「既得権益を打破して
世の中を変えてほしいとの期待がある一方、
恣意的に権力を振るい少数者を無視し、思想信条の自由を
軽視することへの不安を持つ有権者もいる。
また、彼は、大きな価値観や思想・信条、国家の未来はあまり語らず、
組織マネジメントや統治機構をよく口にする。
彼は、独裁者と言うよりポピュリズムをうまく利用する」
「大阪維新の会の躍進は、大阪病を克服して衰退した大阪を
立て直して欲しいとの市民の期待が大きく、長らく失われてきた
大阪の自主・自立、自治の精神を今後取り戻せるかが注目される。
また、批判の多い職員基本条例や教育基本条例の影響は、
制定から日が浅く定かではないが、公募区長や民間人校長は
人気が高い一方、教員採用辞退者が13%、志願者も―10%の
現状もあると解説され、最後に「国政での日本維新の会は、
あまり期待できないが、地域主権改革や大阪の復権・再生には
期待が持てる」と結論付けられました。
受講者からも、ホットな話題であり、多くの質問があり意義深いセミナーとなりました。
< 2012.10.06 16:27 >
第3回湖北湖東政策セミナー
9月8日(土)に第3回湖北湖東政策セミナーが臨湖で開催されました。
今回は、原発・再生可能エネルギーシリーズの最終回で、フォトジャーナリストの古谷桂信氏を招いて「地域の力で自然エネルギー」の講演を受けました。
古谷さんは、「日本は自然エネルギー大国であり、特に、小水力・風力・地熱・波力などは有望で、地産地消が可能」と述べられ、高地での小水力発電事業の立ち上げや事業を後押しする「固定価格買い取り制度」などについて詳しく解説されました。また、米原市の「小泉の桶水」小田の「農業分水」が小水力事業として有望であることも指摘され、湖北地域のポテンシャルの高さも実感しました。質疑も途切れることなく、大変実のあるセミナーとなりました。私たちも「関西広域小水力利用推進協議会」の事業に参加するとともに「市民ファンド」の設立にも積極的に取り組みたいと思います。
< 2012.09.19 15:31 >
第2回湖北湖東政策セミナー
7月7日、第2回湖北湖東政策セミナーが、小林圭二京都大学原子炉研究所元講師を招いて開催されました。
原子力は将来の夢のエネルギーとの思いを持って原子力工学の道に入ったが人類が持ってはならないエネルギーとの思いに到達された経緯、原子力は兵器にこそ適している理由を技術面から丁寧に説明していただきました。
また、大飯原発再稼働に関しては、関西電力の加圧水型原発は構造上問題のあること、日本海から続く活断層で熊川断層が想定されていないことなどから大変危険であることを指摘されました。
質問もとぎれることなく、予定時間を1時間もオーバーする熱気に満ちた勉強会になりました。私たちの苦手な技術面をわかりやすく解説いただき、質問にも誠実にお答えいただきました。
< 2012.07.11 13:59 >
湖北湖東政策セミナーで嘉田知事熱く語る
臨湖にて6月2日に「第1回湖北湖東政策セミナー」が開催されました。
第1回は嘉田知事を講師にお招きし、原発再稼働や再生可能エネルギーについて熱く語っていただきました。
今回の関西広域連合の声明は、企業の悲鳴や雇用に配慮したこと、その裏に関西電力の企業に対する猛烈な攻勢があったこと、その上で本番は秋の陣、家庭での節電が重要、リスクコミュニケーションが大切、地産地消型の災害に強いエネルギー政策が必要と話されました。
参加者からも質問が相次ぎ、大変熱のこもった勉強会となりました。
今後のセミナーで「原発・再生可能エネルギー」のシリーズをあと2回予定しております。
次回、「第2回湖北湖東政策セミナー」は京都大学原子炉研究所元講師の小林圭司さんにお話を伺います。詳細はお知らせページよりご覧ください。
< 2012.06.06 08:57 >